カンタス航空をシンガポール航空が買収？

オーストラリア政府が、豪米路線参入を希望しているシンガポール航空に、カンタス航空の買収を持ちかけていた、というニュースを発見しました。

現在、スターアライアンスにとってオーストラリアは空白地帯でもあるので、シンガポール航空がカンタス航空を買収すれば、オーストラリア好きには嬉しい限りですが、政府が買収を提案するってことは、ちょっとヤバげなケースがほとんど。カンタス航空もご他聞に漏れず、これまで悪かった経営状態が同時多発テロで一層悪化していて、これ以上収益の悪化につながる新規参入は避けたいところ。

まあ、とどのつまり、「豪米路線に参入するなら、カンタス買ってぇ～♪」っていうのがオーストラリア政府と当のカンタス航空CEOの気持ちらしいです。
結局、「赤字の会社買うくらいなら参入しないよーん」と、シンガポール航空は提案を断ったわけですな。

オーストラリアには、シンガポール航空の参加にある（といっても過言じゃない）バージン・アトランティック航空の子会社「ヴァージン・ブルー」があることだし、本気で参入したいなら、ヴァージン・ブルーが豪米路線に参入するのかも。

でも、ヴァージングループはスターアライアンス・メンバーじゃないのよねぇ。
う～む・・・

source > Singapore Air has a secret agenda, claims the Frightened Kangaroo by The Sydney Morning Herald