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au ICカードに関する雑感 その1 [ケータイ]

ありがたいことに、先日書いたau ICカードの記事にコメントをいただきました。
それで思ったことは、今後の同カードと対応ケータイの関係です。



au ICカードはKDDIが今後(少なくとも)数年かけて行ういくつかの主要なケータイ関連の施策の一つです。それには新規契約時と機種変更時のケータイ購入価格差を少なくする、グローバルローミング対応ではない地域でのローミングを可能にする、といったことが含まれます。

今後ケータイはPDAやノートパソコン、携帯ゲーム機などの機能にどんどん近づくことが予想されます。高機能を小さいキカイに詰め込むには、どうしても開発費用や製品製造におカネが掛かってしまう、というのはケータイに限った話ではありません。

現在のau人気の魅力の一つにはケータイのデザインも含まれると思いますが、こういった高機能化が進んでいくと、どうしてもケータイ本体の値段が高価にならざるを得ません。
でも、そこで値段を上げてしまうと、今後サービスインしてくるソフトバンクやイー・アクセスなどの新興キャリアにユーザーを持って行かれるかもしれません。

知ってる人も多いかと思いますが、現在のケータイのサービス料金には間接的にケータイ本体の値段が含まれています。本体の販売価格が高いと利用者が増えなくなることを懸念して、キャリアがインセンティブと言う名の補助金を販売店に払う、という制度があるため、その分の支出をサービス料金から回収しているというわけです。

高機能化するケータイの販売価格を高くしないなら、より多額のインセンティブを販売店に払うことで一見解決するようにも見えますが、これはキャリアの経営を圧迫させることにも繋がるかもしれません。(その分サービス料金を値上げすれば解約数が増えるかもしれないし)

つづく


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